【日帰りハイク】ヘレンレイク

カナダ

93号線にあるクロウフット氷河ビューポイントの向かい側にあるトレイル。片道7kmとちょうどいい距離。樹林帯、山火事後、高山植物、湖と見どころも多く、飽きのこないコースになっています。

<ヘレンレイク>Helen Lake

距離:13.8km

所要時間:5時間30分(休憩込み)

標高差:550m

トレイルヘッド:ヘレンレイク駐車場

ルートタイプ:ピストン

(All trails記録し忘れ…)

バンフからトランスカナダハイウェイをレイクルイーズ方面に40分ほど進み、93号線へ入る。国立公園のゲートを通過(2025年は6/20~9/2の期間は入園料が無料です!)し、20分ほど進むとクロウフット氷河の展望地があり、その道路を挟んで向かい側がヘレンレイク駐車場です。

ヘレンレイク駐車場から樹林帯を進みクロウフット氷河展望地へ

駐車場からトレイルに入り、最初の45分ほどは緩やかな樹林帯を登っていきます。しかし、途中で木々が枯れている場所が出てきます。

2003年にここで山火事があったそうで、その跡地の中を歩いていきます。日本の登山道で山火事跡を歩くことなんてなかったので、なんだか不思議な感覚でした。山火事跡の場所には、新しい木々が少しずつ背を伸ばしていました。

そこからまたさらに登っていくと、登ってきた方向の視界が開ける場所が出てきます。クロウフット氷河展望地です。普段は下から見上げるクロウフット氷河を同じくらいの高さから眺めることができます。写真の下の方にはボウレイクが見えています。

視界が開けるとそこにはドロミテピークの姿

展望地からまた少し登ると、一気に視界が開けます。そこにはドロミテピークの姿。青空も相まって山が眼前にそびえるように在りました。

ここからはドロミテピークを左後方にしながら緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。7月中旬は高山植物のピークで、色とりどりのお花が咲き乱れるようです。

今回は6月11日に訪れたのでまだお花は少なかったですが、アネモネはたくさん咲いていました。

途中でライチョウが木の影に潜んでいました。このライチョウ、帰り道もこの同じ木にとまっていました。省エネ…?

まだ凍っていたヘレンレイク

お花畑になるであろう場所を奥へ進んでいくと目の前に川が!私の写真では伝わり切りませんが、川の両サイドの谷が広がっていて素晴らしい景色でした。このポイントが私にとっては1番お気に入りの場所です。

川を渡り進んでいくと、トレイル場にまだ雪が残っていました。行った時間も午後だったのでだいぶ溶けていて、気をつけて歩かないとズボッとはまってしまい、足が濡れます。

雪に時間を取られながら、川から歩くこと約30分。ヘレンレイクに到着です!まだ微妙に凍ってました。観光地の湖はもうすっかり溶け切っていたので久々に凍った湖を見ました。

高山植物が見頃を迎える7月中旬頃にまた来てみたいですね。

帰り道にマーモット発見。太々しい動きをしていました。

おまけ:ヘレンレイクに行く途中の雪についていたこの赤い点々。ウォーターメロンスノーというらしいです。緑藻類のクラミドモナスという微生物。匂いを嗅ぐとスイカの匂いがすると聞いたので匂ってみましたが、私には全くわかりませんでした。

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