バンフの隣町、キャンモアにあるトレイル。地元民からも愛されているグラッシーレイクスからスタートするので、トレイルヘッドまで公共交通機関でアクセス可能です!
ハーリンピーク
距離:7.4km
所要時間:5時間
標高差:763m
トレイルヘッド:バスでアクセスする場合はグラッシーレイクストレイルヘッド
ルートタイプ:ピストン
今までは車やツアー参加でしかアクセスできなかったというグラッシーレイクス。2025年からRoamバスが運行するようになり、個人でも安く気軽に行けるようになりました。今回はそのグラッシーレイクスをスタートしてハーリンピークを目指します。
バンフからトレイルヘッドへ
まずはバンフからキャンモアへ、Roamバスのルート3に乗って向かいます。Banff High School Transit Hubというバス停から約25分ほどでCanmore 9th Streetというバス停に到着します。料金は片道6ドル、バス停のところに券売機があるのでそこで購入可能です。
そしてCanmore 9th Streetからはルート12のバスに乗ってグラッシーレイクスのトレイルヘッドへと向かいます。バンフ市内のバスは一回乗車につき2ドルかかりますが、キャンモアはなんと観光客の方でも無料で乗れちゃいます!なぜ…
グラッシーレイクス行きのバスは始発でも10:25と少し遅めで、1時間〜1時間30分に1本走っているくらいです。なのでバンフ→キャンモアとの接続がいい便を調べてから行かないとバス停で待つはめになります。
グラッシーレイクスのバス停からは緩やかな上り坂を歩いてハーリンピークのトレイルヘッドを目指します。

30分ほど歩くとグラッシーレイクスに到着します。透明度が高く、とても綺麗な湖です!レイクルイーズとかだと湖の深さがあるからか、ロックフラワーの量が多いからか、色がもっと不透明なのですが、グラッシーレイクスは透き通った色をしています。小さな湖ですが、キャンモア市民に愛されるのも納得の湖です。
ここからさらに奥の方へ向かいます。途中、ロッククライミングのスポットがあってたくさんの人が岩壁を登っていました。カナディアンロッキーの山は昔海の底にあったのですが、グラッシーレイクスの付近は珊瑚礁が地層になっています。そのため、岩壁にホールドしやすい穴がたくさん空いていて人気のクライミングスポットになっているようです!

クライミングの人たちを横目に上へと進むと、ホワイトマンズポンドという池が出てきました。そしてその後ろにいるとんがった山がハーリンピークです。この池を左に見ながら道を進んでいくのですが、この道は車も通れる砂利道です。車が通るたびにすごい砂煙が舞うので、正直登山よりもこの道を歩くのが一番の難所ポイントでした。

↑車があればトレイルヘッド近くの駐車場まで来れるんだけどなぁ…
ひたすら山道を進む
トレイルヘッドからは森の中をジグザグに進んで標高を上げていきます。距離はそこまで長くないので一気に登ります。
ホワイトマンズポンドの姿が!
3回ほど折り返したところで森から抜け、先ほど見たホワイトマンズポンド、そしてその奥にはエンドオブランドルの姿が見えるビューポイントに出ました。

結構登ってきました!森林限界超えて展望がひらけてくると気持ちいいですね。
最後の急登
展望がひらけたあともまたグッと登っていきますが、途中しっかりとした階段が現れました。写真だとわかりづらいですか、結構急なので一気に登ると疲れます。

上の方はザレているので歩きづらいです。細かい石も多いので結構滑ります。カナディアンロッキーの山の上は全てこんな感じなのでポールが欲しいなと思いつつもまだ買っていません。



山頂は結構人がいました。上からはキャンモアの街も一望できます!そして山頂にはリスが。このリスは登山客に食べ物を与えられているのか、かなりグイグイ近寄ってきて餌を狙っています。可愛いですが餌はあげちゃダメです。

帰りはきた道を戻るだけなのですが、ハーリンピークのトレイルヘッドからグラッシーレイクスへ戻る途中、マウンテンゴートとビッグホーンシープを見ました。

