【日帰りハイク】タワーオブバベル

カナダ

モレーンレイクから見える山、タワーオブバベル。テンピークスには数えられないけれどモレーンレイクに行くと必ず見える山なので気になっていました。距離も標高差もあまりないですが、激坂なので行く方は要注意!落石の危険性がかなり高いので少人数で行くことをお勧めします。

タワーオブバベル

距離:5.6km

所要時間:3時間30分

標高差:653m

トレイルヘッド:モレーンレイク

ルートタイプ:ピストン

(All Trailsアプリにて記録)

モレーンレイクの行き方

モレーンレイクは、2025年現在はマイカー規制がされているので、ここへ行くためにはバスを予約するかツアー会社を予約するかしかありません。(徒歩、自転車もOKです)

今回は、バンフの市バス、RoamバスのReservable Super Passを使って行きました。このパス、バンフ→レイクルイーズ、レイクルイーズ→バンフの往復のバスを時間指定して購入するものになります。これを買うと、レイクルイーズ↔︎モレーンレイクのコネクターシャトル、そして全てのRoamバスに乗ることができるのですが、お値段も$30とお買い得です。

ただ、バスの時間は行きは午前中、帰りは午後のいい時間帯はすでに予約でいっぱいのことが多いです。ですが諦めないでください。時間指定のバスですが、当日空いていれば予約した時間よりも早いバスに乗ることが可能です!今回私もレイクルイーズ行きのバスの時間が14:00のものでしたが、8:00のバスに乗ることができました。帰りも同じく、22:40のバスでしたが16:30頃のバスに乗れました。8月のハイシーズンは満席になることもありそうですが、Roamバスは当日用の席も用意しているので、早くバス停に並べば乗れる可能性が高いです。(時期やタイミングにもよりますが、9月何回か利用した中で乗れなかった日はないです)

バンフハイスクール前から一度レイクルイーズへ行き、そこからモレーンレイク行きのバスに乗り換えます。レイクルイーズ↔︎モレーンレイクのシャトルは30分毎くらいに出発しています。

土砂崩れの跡であろう場所をひたすら登る

モレーンレイクに到着した後は、コンソレイションレイクスへ行く道を歩いて行きます。タワーオブバベルへ行く道はハイキングコースではないのでわかりやすい分岐などはありません。なので行きすぎると湖の方に行ってしまうので気をつけてください。割と早いところでハイキングコースを外れます。

↑わかりにくいですが、トレイルの右側を見ていると踏み跡があるのでそこからタワーオブバベルへと進んでいきます。ただ、その後岩場になるので正直どこから入っても目指すところが見えているので絶対にここからスタート!とかは気にしなくても大丈夫です。

左側の高くなっているところがゴールとなる場所です。ここからはずっと岩場で目印もないので、しっかり登れる場所を見つけて慎重に進んでいきます。

この斜度、写真で伝わるでしょうか。砂礫がかなり崩れるので全然前に進めません。斜度がだいぶ急なので、四つ這いみたいに前傾で歩くのですが、足場がかなり不安定です。なので人と行くときは十分距離を空けて進まないと危険です。

頂上にはたくさんのバベルの塔

距離は短いのに全然前に進まない激坂を登り終わると、頂上手前は割と歩きやすい道です。登り切った先にはコンソレイションレイクスが見えました。本当はタワーオブバベル終わった後コンソレイションレイクスのトレイル歩こうかと思ってたんですが、もう見たしいいか…となって結局行きませんでした。

そしてすぐに頂上に到着します。頂上は思ってたよりも広くて、平らな場所なのでのんびりできそうな感じです。そして面白いのが、バベルの塔がたくさん作られていること。今までに登った人たちが思い思いに石を積んでいったのか、塔がいっぱいあります。しかも人の身長より高いのも。

頂上からはモレーンレイクとテンピークスが見えます。行った日は天気悪かったのでテンピークスの頂上は見えませんでしたが、誰もいなかったのでモレーンレイクをゆっくり眺めることができました。

問題は帰り道ですね。登りよりも神経を使って下らなくてはいけないので精神的に疲れます。ストック必須の道です。

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