バンフ国立公園のお隣、ヨーホー国立公園にあるトレイル。タカカウ滝の駐車場からスタートします。タカカウ滝への道、ヨーホーバレーロードは冬は閉鎖しているので注意!
アイスライン
距離:15.1km
所要時間:5時間14分
標高差:878m
トレイルヘッド:タカカウ滝駐車場
ルートタイプ:ピストン
(All Trails アプリにて記録)
バンフからトランスカナダハイウェイでヨーホー国立公園方面へ1時間ほど車で走ったあと、右側にヨーホーバレーロードの分岐が出てきます。この道は一部非常に急なカーブがあるのでご注意ください。20分ほどするとタカカウ滝駐車場へ到着します。タカカウ滝の近くへ行く橋があるのですが、橋が見えたらそこを渡らず直進していくとアイスライントレイルの道に入っていきます。
タカカウ滝の向かいの山を登る
アイスライントレイルの初めの方は樹林帯の中をジグザグに登っていきます。最初のこの部分だけ登りを頑張ればあとはずっと視界が開けていて気持ちのいいトレイルなので頑張りましょう!

↑は滝をすぐ近くから撮った写真。この滝の上にデイリー氷河、そしてその奥に氷原が広がっているという。それを確かめにいきます。
樹林帯ですが、少し登ると滝が見えてきて、これがだんだんと滝の高さよりも高くなって来るので面白いです。少しずつ上の氷河も見えてきます。この奥の氷原、ボウレイクの上にあるワプタ氷原らしいのですが本当でしょうか。すごい遠い気がしてしまいます。一度ヘリで上から見てみたいですね。

滝を上から眺めながら歩く
森林限界を越えると、もう滝はだいぶ小さくなっていました。上に出ると小さい岩がたくさんありますが、ここら辺がモレーンと言われる、氷河が山を削って運んできた土砂のことを言うそうです。山お日当たりの悪い部分には横長く氷河が残っていて、その脇のモレーンの上を歩いていきます。


この氷河が溶けて川になっている場所がいくつかありました。渡る時の石が川の中に置かれてはいるんですが、割とバランスが悪かったので渡渉の時は気をつけてください。
山の上に氷河と湖!
さらに歩いていくと、湖が現れます。
山の高いところに湖があるのがいつも違和感ですが、ロッキーは本当に湖がたくさんあります。こんな水量が流れ出して氷河大丈夫か?!と思いますね。

湖を通り過ぎてさらに1kmくらい進むと少し高くなっている場所があり、今回はそこで引き返しました。トレイル自体はその先も続いていて、テントを持って縦走している方とも多くすれ違いました。何日かかけてヨーホー国立公園を歩くのも楽しそうですね。

